刻め、ブレイジングソウルビート
皆さんは青春と言ったら何を思い浮かべるだろうか。
恋愛に始まり、部活、勉強、未来への期待と不安、アイデンティティの確立、友情と裏切り...などなど、楽しいことも苦しいことも包括しているのが“青春”ではないだろうか。
さてさて私が人並みの青春を送ることができていたのかはさておき、一つ未練が残っていた。
それが「バンドを組むこと」である。
高校生時代にバンドを組んでいる同級生は沢山いた。彼らのライブを観に行ったこともあるし、それが上手だか下手なんだかは素人の私にはよくわからなかったが、彼らは「青春」をしており、私の目には輝かしく見えた。
にも関わらず何故か「自分がバンドを組む」という発想に至らなかった私は、だらだらと高校生活を終え、浪人をし、大学3年生になった。
高校時代にバンドを組んでおけば良かったなァ...という気持ちは、浪人生の時から持っていたものだった。とはいえ、大学3年生の今になってバンドを始めるのはもう遅いかなァ...と考え、私は行動を起こさずにいた。
そんなときに私は友人に誘われて「空の青さを知る人よ」を観に行った。
アニメに詳しい方なら知っているかもしれないが、本作は「あの花」や「ここさけ」の「超平和バスターズ」によって製作されており、主題歌は今や国民的アーティストと言っても過言ではないあいみょんが担当している。
話は少し横道に逸れるが、本作脚本家の岡田麿里氏が同じく脚本を務める映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」
漫画、及びそれを原作としたアニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」
はいずれも私の推し作品なので、少しでも興味を持った方は見てくれると嬉しい。
さて、話をバンドに戻す。
公開中の映画のネタバレをする気はないが、本作を観て思ったこと。それが、
そうだ バンド、組もう。
だ。
大学3年になってバンド始めるのは遅いと考えていたが、まだまだ私は若い。それに、何かを始めるのに遅すぎるということはない。そう考えての結成だ。
早速ギター&ボーカル、ドラム志望の友人と共に、ベーシストである私はバンドを結成した。
今までバンド結成に対して謎の憧れを抱いていた私だが、これからは恐らく大変なことも沢山でてくるであろう。しかしそんなときには、「けいおん!」を鑑賞して乗り越えて行きたいと思う。
因みにメンバーの残りの2名はいずれも男性である。
決して一緒にバンドを組めるような仲の女子がいない、ということではないことを注意されたい。