毎日がポニトレ日和

愛知在住。大学生の備忘録。

初対面の人々と人生初のキャンプした話

昨日、一昨日と人生初のキャンプに出かけてきた。本記事では、その様子をレポートしようと思う。


その前に、私がキャンプに行くことになった経緯について説明する。

私は最近、インカレのキャンプサークルに入ったのだ。インカレサークルとは、様々な大学の人間によって構成されているサークルのことを指す。

サークルには初めての参加であり、加えて私と同じ大学の者はいなかったので、当然一緒にキャンプをするメンバーは当然初対面の人ばかりである。


私は、どちらかといえば人見知りをするタイプの人間である。人見知りが悪いことだとは言わないが、自分ではその面を矯正したいな、と考えている。

また、自大学の自分の所属するコミュニティだけでなく、自分と繋がっている他人を増やしたいな、との思いもあった。

そういうこともあり、今回私は初対面の人々と共に山へ向かうことに決めたのである。


集合場所の駅に着くと、今回共に山へ向かうメンバーが既に集まっていた。幸いなことに、彼らはどこの馬の骨ともわからない人間である私に対して気さくに話しかけてくれたため、打ち解けるのにそこまでの苦労は必要としなかった。幸先のよいスタートである。


バスに揺られてキャンプ地に到着した。

まずはじめにすることはテントの設営である。

テント設営などしたことのない私は、何をして良いか右も左もわからない状態である。そんな私に対して、同じ班のメンバーは適切な指示を出しつつ、あれよあれよとテントを完成させた。脱帽である。

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その後はハイキングだ。とりあえず付近を探索してみたのだが、高原から臨む景色はそれはそれは素晴らしい。私の貧弱な文章力ではその魅力の1/10も伝えられないかもしれないが、兎に角五感の全てを揺さぶられる感じがある。空気も雲も全てがゆっくり流れている。以下に写真を掲載するが、これに関しては実際に自分で行ってみることをお勧めする。

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そんなこんなですっかり日が暮れてくる。もう秋だなぁという感慨と共に晩御飯の準備がスタートだ。

今夜のメニューはすき焼きだ。当然コンセントはないのでガス缶を使いコメを炊き、すき焼きを煮込む。ガス缶大活躍である。いざという時のために、一つは持っておくべきであろう。


山の夜は驚くほど暗い。当たり前のことのようだが、文明の光に照らされ続けた私にとって、これは初めての体験だ。夜7時にして周りに光はなく、全てが翳っている。

そんな中で懐中電灯やスマホの光を駆使して、無事にすき焼きは完成した。

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私の写真のセンスは置いておいて、山で食べるすき焼きは別格だ。陳腐な表現ではあるが、生を実感することができる。「食事する」とは毎日当たり前のように行っている行為が特別なもののように感じられた。


食事を終えると、就寝時間だ。山の夜は早い。さっき設営したテントに入って寝袋に包まり眠りに入る。

夜は酷い土砂降りだった。こんな土砂降りの中でもテントは雨風から私達を守ってくれる。テントの偉大さ、ここに極まれりだ。


2日目も登山をする予定だったのだが、生憎の雨で中止になってしまった。とは言え、温泉に行けることになったので結果オーライである。


今回のキャンプで初対面の人々と交流し、私の人見知りも若干マシになったものと思われる。私はこれからも、大学生活のうちに様々な人に会い、様々な経験をしようと考えている。

読者の皆様も、是非是非自分一人で新たな世界に飛び込んで行ってみてほしい。