毎日がポニトレ日和

愛知在住。大学生の備忘録。

平成最後の夏を終えて

平成最後の夏がやって来る。そうやってそわそわしていたのはつい一ヶ月程前のことだ。

夏休みの間に英語やプログラミングを勉強するぞ、とか彼女を作るぞ、とか、色々な場所に出かけて色々な経験をするぞ、とか。私はこの“平成最後の夏”に対して様々な野望を抱いていた。

結果として、達成できたものとできなかったものがある(2番目の目標は特に達成したかった...泣)。けれども、この夏で私は沢山の友人との再会を果たしたし、新しい出会いも沢山経験した。

彼らは自分の人生を必死に生きている。私の目にはそう映った。

自分はどうなんだろうか。日々単位やレポートに追われる単調な生活。勿論、当たり前のように勉強させてもらえる環境が存在していることの幸せは噛み締めないといけないが、それに加えて自分のアイデンティティになる何かを見つけたいものだ。

彼らとの出会いを通して、私は夏の間に何か変わることが出来たのだろうか。
変われていてもいなくても、平成の夏は二度とは訪れない。

もうすぐ平成は終わりを迎える。平成が終わることがわかっているなんてなんだか不思議な話だ。
平成の思い出は心にしまって、私たちは新たな時代に向かって行かなければならない。そう感じながら私は秋風に手を振った。